なんとも悲しいニュースが先日ロイター通信より報じられました。 ウーパールーパーが2年で絶滅の危機か、科学者らが再生に尽力 ロイター通信より ロイター通信から報じられたニュースを要約すると、原産地メキシコ市の運河からウーパールーパーが数十年の水質汚染により姿を消したということです。その他、市街地の拡大、公害などが原因となっており2020年に絶滅する可能性があるということです。 ウーパールーパーの生息地のテスココ湖 日本でも1985年頃から流行りだし近年ではペットショップでの取り扱いも多かったウーパールーパーです。 日本で販売するウーパールーパーは飼育繁殖下のものに当たるので、白色といった個体が多いです。 国内での飼育でその下での繁殖の為直接的な害が無くても、今後より大きな国際問題などにも発展する可能性があります。 今回この記事では、改めてウーパールーパーついての情報をまとめて今後私達は飼育者・飼い主はどうするべきなのかそして、筆者の個人見解を述べさせて頂きます。

ウーパールーパーとは?

出典:ウーパールーパーラボ 通称ウーパールーパーの正式名称「メキシコサンショウウオ(英名Ambystoma mexicanum)は、両生綱有尾目トラフサンショウウオ科トラフサンショウウオ属に分類される有尾類です。 日本では1980年代にテレビCMなどにより、有名になり一時期ブームになりました。Wikipediaによるとデパートでの販売もされているようです。 ウーパールーパーの飼育経験がないので、詳しいことはここでは記載できないのでもっと詳しいことを知りたい方はインターネットでお調べください。

私達は何をすべきか

ウーパールーパーを現在飼育している、飼い主さん。これからウーパールーパーを飼育しようと思ってる方。周りで飼育してる人がいる場合第一にウーパールーパーを大切にすることです」。 日本で販売してるウーパールーパーは国際的な商取引が規制されているので、日本国内での飼育繁殖下のみがほぼ流通しています。

絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約

「日本国内での飼育繁殖下のみがほぼ流通」と聞いてしまうと、直接的な関係はないかもしれませんが今後国内でに販売規制や飼育は許可制など行政からの何らかの対応が行われる可能性があります。

現在飼育しているウーパールーパーを自然界に放すことも日本の自然環境を崩壊させることのなるので、絶対にしないでください

絶滅回避を目指す科学者らの活動も盛んになっている。あるメキシコの生物学者グループは、メキシコ市南部の運河でチナンパスと呼ばれる水上の浮島の上に作物を植えて育てている農場と協力し、メキシコサンショウウオの生息地となるチナンパスの保全を模索している。

引用元:ウーパールーパーが2年で絶滅の危機か、科学者らが再生に尽力 メキシコでは科学者による保全も模索されているので、既に何らかの動きはありますが2020年までには時間はもさほどないで早急に何らかの保全活動をしてほしいところではあります。

個人的な見解

筆者「としお」の個人的な見解としては、国外の問題でもあり実際にこの目で見てないので偏見で書いてる部分も存在してしまいますが年々環境変化が起き土地の整備により建物が多く立ち並び、生物が生活する環境が徐々になくなっきてしまうのは僕らに責任があります。 この問題は、ウーパールーパーではなかろうが日本でも大きな問題ではあります。外来種や環境変化等様々な要因はありますが今一度自然環境で生活する生物に対しての考え方を改める必要性があると思ってます。